トリガーポイント治療
日頃感じている痛みやコリ感などは、硬い筋肉が出している症状であることが多いのです。
硬い筋肉の痛みの原因になっている部分をトリガーポイントと言いますが、当治療院では、そのトリガーポイントを刺激する鍼治療と手技治療を行っています。
トリガーポイント鍼治療では、東洋医学のいわゆる「つぼ」と呼ばれているところに鍼を刺すのではありません。
トリガーポイントに鍼が当たると認知覚が発生したり、「ズシン」とした痛みに感じます。この感覚があると鎮痛効果があり筋肉が緩みやすくなるのです。
また、体がだるい・重いなど病名のつかないような症状、
関節が外れそうな感覚、
力が抜けそうになる、
頻尿などの内臓の機能異常、
咳が出続ける、
なども筋肉を治療することによって改善していく場合があります。
鍼は使い捨ての滅菌鍼を使用します。
鍼治療だけでなく、鍼の苦手な方は手技での施術をいたします。
手技治療
手技治療とは手で揉んで治療することです。
マッサージに見えるかもしれませんが、当院の手技治療はリラックスさせることのみを目的にして揉むのではありません。
鎮痛をもたらし、筋肉を緩ませるために行うのです。
鍼と同様に痛みの元を探しながら揉んでいきます。こっている筋肉を揉むだけでは症状は取れません。
鍼と同様にトリガーポイントを探すのが大事なのです。
体を動かすときには、いろいろな筋肉が連動して動きます。そして痛んでいる筋肉が動いたときに、痛みが出るのです。
痛みの出る動きに関係するところを、広範囲に調べながら揉んでいくので時間もかかることになります。
こんな症状の方におすすめです
- レントゲンで異常なしといわれるが痛い
- 鎮痛剤やブロック注射で痛みが取れない
- 体の疲れ
- 自律神経の不調・不定愁訴
- しびれ
- 長引く痛み
- スポーツ時の痛み
- 回復後のお手入れ
…など、ほかにもいろいろございます
ただし、急性のひどい痛みは1度病院で診てもらうことをお勧めいたします。
治療回数
慢性的な痛みを減らすには時間と回数が必要です。
回復具合は、年齢、体格、症状の程度、生活習慣等で変わってきます。
1回の施術で痛みが消える魔法のような施術ではありません。
1週間に1回で最低10回は続けてほしいと思います。
注意事項
- 鍼治療ではまれに皮下出血を起こす場合がございます。
- しっかりと刺激を入れる治療ですので、治療後に打撲痛様の痛みが出ることがありますが、徐々に消えていきます。